ウェブアクセシビリティ対応
アクセシビリティ(accessibility)とは、誰もが様々な製品や建物、サービスなどを支障なく利用できるかどうか、あるいはその度合いのことです。
ウェブページにおいては、高齢者や障害者などを含めた、多くのユーザーが情報を取得・発信できる柔軟性を高め、容易に情報を共有できる状態にすることを意味します。
アクセシビリティ(accessibility)とは、誰もが様々な製品や建物、サービスなどを支障なく利用できるかどうか、あるいはその度合いのことです。
ウェブページにおいては、高齢者や障害者などを含めた、多くのユーザーが情報を取得・発信できる柔軟性を高め、容易に情報を共有できる状態にすることを意味します。
近年、ウェブアクセシビリティに配慮したウェブページの公開は、企業のCSR的な観点から重要となってきており、また新たなユーザーの確保にもつながる有効な手法として広く認識されています。
例えば、JavaScriptやFlashなどを使用したウェブページにおいて、スクリプトが効かない状態のユーザーは、情報を取得することが出来ません。しかし、適切な代替情報を準備することでユーザーは情報を取得できるようになります。これが、アクセシビリティの向上となります。
文書の基点となるところを見出しタグでマークアップしたり、ヘッダーなど、どのページでも上位に表示されているコンテンツは読み飛ばせるようにナビゲーションスキップをつけるなどすることで、音声ブラウザを利用しているユーザーがよりアクセスしやすいページとなります。
背景色とコンテンツの配色によっては色の認識に支障のあるユーザーの方には文字が読みにくく、情報が正しく伝わらない可能性があります。そのような方でも問題なく情報が得られるような配色や、文字の大きさを可変してもレイアウトが崩れずきちんと情報が得られるようにすることがアクセシビリティにつながります。
少数のユーザーに対してコストをかけるのは難しいと思われがちですが、上記ほどの対応を行わなくてもW3Cに準拠し、クリーンなマークアップを心がけることによりアクセシビリティの向上は図ることができます。
画像には適切な代替テキストを挿入し、リンク箇所にはアクセスキーを設定するなどがそれにあたります。