Google Analytics（Universal Analytics版）が2023年7月1日でサポートが終了になります。
まだ先のお話になりますが、移行がまだでログ集計として前年比を確認したいという場合は、早めに移行をオススメします。
移行スケジュール
2023年7月1日：サポート終了（ログ収集終了）
2024年3月：収集データの閲覧終了→Google Analytics4(次世代)への移行が必要
※2022年6月1日までにGA4に切替えれば昨年比データが取れます
2023年6月末までに計測タグを新GA4に移行する必要が有ります。
現在運用されているサイトは、既に切替が完了しているか、ぜひ確認してみてください。
確認方法
ソースコードを参照し、解析タグの開始が「UA-XXX...」のものが対象になります。
※タグマネージャーで管理をしている場合は、現在のGoogleAnalyticsとタグマネージャー側の管理画面より確認する事が可能です。
もし、現状の状態がわからないなどあればお気軽にご相談ください。
Google Analytics4への移行で変わる事
今までのUAから変わる点は下記です。
- 計測の軸がセッションからアクションへ
- セッション数のカウント
- ユーザー行動で分析
- 計測した情報とBigQueryでより深いデータ分析
- 機械学習を活用したユーザーの行動予測
- レポート機能（管理画面のメニューがレポート、探索、広告、設定とシンプルに）
- データ保管機能（保管期間が最大50ヶ月から14ヶ月）
現状のGoogleAnalyticsはアクセスした端末で計測を行っていますが、
スマホやタブレットやPCなど、複数端末を所持して操作するユーザーも居る為、プラットフォームに関係なくユーザーの行動を分析できるようになります。
また、ページのセッションを軸としていましたが、スクロール数や動画の再生状況等、ユーザーのアクションも測定できる事から、様々なログを取得する事が可能になります。
(※細かなログを取得するにはGoogleタグマネージャーでの設定も必要になります。)
移行の際にやっておきたい事
GoogleAnalyticsからGA4への移行は単純に計測コードの差替で対応が可能ですが、
弊社ではこの機会にGoogleタグマネージャーの導入も推奨しております。
細かな計測設定ができるのはもちろん、今後解析タグのアップデートや追加などの際に、タグマネージャー側での操作のみで設定変更が可能になるメリットが御座います。
また、CMS化されていないサイトに関しても、サイト全体に手をいれるこの機会にCMS化もお勧め致します。
以前、小規模サイトにCMSを導入するメリットを紹介させて頂きましたので、お読みいただければ幸いです。
- Misato Abe
- Columns
- ―
