2018年になり早くも1ヶ月が過ぎました。
東京での雪で気温がマイナスを記録したりインフルエンザが流行ったりと、
健康管理には十分に気をつけなければならない時期ですね。
さて今回は、昨年10月頃にアップデートされた「Photoshop CC 2018」について、
使い始めてから4ヶ月ほど経ったところで、
社内でWebデザインをメインで担当させて頂いている私が個人的によく使う新機能をご紹介します。
「まだアップデートしていないよ」
「現状のまま(Photoshop CC 2017)で満足してるよ」
という方は特にご参考にしていただければと思います。
「Photoshop CC 2018」で特によく使う新機能
レイヤーのコピー&ペーストが簡単に
レイヤーのコピー&ペースト(通称:コピペ)がキーボードショートカットで行えるようになりました。
(いままでなかったのが不思議なぐらいですが)
グループ、複数のレイヤー、スタイルもそのままで行えるのでかなり優秀です。
これだけでも作業が捗るので、個人的には1番うれしい機能になります。
プレーンテキストとして貼り付ける
コピーしたテキストのフォント・サイズ・カラーなどがそのまま引き継がれてしまっていましたが、
プレーンなテキストでペースト出来るようになりました。
これまではテキストエディタにペーストしてから再度コピーなど手間がありましたが
いちいち経由しなくてもよくなったので楽になりました。
編集でキーボードショートカットに登録しておくのがオススメ。
属性パネルで扱えるものが増えた
属性パネルでフォントの種類、ウェイト、サイズ、行間、カラーなどの編集も行えるようになり
基本的に文字パネルが不要になりました。
パネルが画面を覆ってしまいがちなので、まとまってくれるとありがたいですね。
上記3点を私がよく使う機能としてご紹介させて頂きました。
ほぼ毎日Photoshopを使っていて、少しの時短が最終的には大きな時短になるので、ありがたいですね。
そんな新機能が追加された「Photoshop CC 2018」ですが、気をつけておくことがございます。
バグか不具合だろうと思ったことも、念のため記載しておきます。
アップデート時に気をつけておくこと
「Preview CC」が消えてしまったということ
これまでスマートフォンサイトをデザインする時に重宝していた機能。
ご存知の方が多いかと思いますが、デザイン中のものがリアルタイムにスマートフォンに反映されるかなり優秀だったもの。
「Photoshop CC 2018」ではなんの告知もなく跡形もなく無くなってしまいました。。
(スマートフォン側も「Preview CC」アプリがなくなってしまっています)
私は、以前使っていたスマートフォンに「Preview CC」のアプリが生きているので
なんとかまだ使用できているのが救いです。
ただ、2018と2017がダブルで入っていて、使い分けないといけないので
「Preview CC」復活か、それに代わる機能が追加されてほしいですね。
「Photoshop CC 2018」で作成したものを「Photoshop CC 2017」で開くとエラーになる
「Photoshop CC 2018」でグラデーションのポイントが1つのみでスタイルが効いている場合、
「Photoshop CC 2017」で開くとエラーになります。
「2018」では色の指定が1つでも可能ですが、「2017」だと2つの色の指定が必須なようで、
そういった細かな差でエラーが起こっていました。
他にもこのような「2018」と「2017」で微妙な機能の差がファイル自体のエラーを引き起こすと思われるので、少し注意が必要です。
今ではPhotoshopに限らず、AdobeXDやSketchなどさまざまなソフト・ツールがあります。
それぞれ強みがありますが、何が出来て何が出来ないなどの知識は持っていたほうが間違いなく良いと思います。
今回はほんの一部に過ぎませんが、定期的にご紹介していこうと思います。